祈る前に仏壇を清潔に保つことが大切です。ほこりを払い、仏具を整えます。
季節の花や果物、お茶、お菓子などをお供えします。
※お供え物は日が経つと傷むので適宜交換してください。
立ったままで拝むと見下ろすようになってしまうので、正座または椅子に座り、背筋を伸ばして少し見上げるような姿勢で落ち着いた気持ちで向かいましょう。
仏壇の前に座る際は、正座または椅子に座り、背筋を伸ばして落ち着いた気持ちで向かいましょう。
仏壇の左右にあるロウソク立てに火を灯します。 ※火の取り扱いには十分注意し、祈りが終わったら必ず消火してください。
お線香に火をつけ、一度息を吹きかけて火を消します。煙が出る状態で仏壇の香炉に立てます。
合掌(両手を胸の前で合わせる)し、目を閉じて心を落ち着けます。
仏壇の本尊やご先祖様に感謝の気持ちを伝えましょう。
浄土真宗
念仏(「南無阿弥陀仏」)を唱える。
禅宗
静かに手を合わせて心を鎮める。
日蓮宗
題目(「南無妙法蓮華経」)を唱える。
鈴を軽く叩いて心を清めます。祈りの前後で鳴らすことが一般的です。
ロウソクの火を消す際は、息を吹きかけず、火消し道具を使います。
使用したお線香の灰を掃除し、香炉を整えます。
ご先祖様や仏様に感謝の気持ちを伝えることが基本です。形式にとらわれるよりも、心を込めることを重視しましょう。
家族で祈ることで絆が深まります。子どもにも作法を教える良い機会です。
朝のお勤め(朝食前)や夕方の静かな時間帯がおすすめです。ただし、祈る時間帯は自由で構いません。
一般的には1本で十分です。四つ折りにして寝かせる宗派や折らずに立てて使う宗派がありますので詳しくは菩提寺に確認してください。
作法を一緒に学びながら、祈る心を大切にすることを教えてあげましょう。無理に厳しくする必要はありません。